Colonoscopy大腸内視鏡検査

眠っている間に終わる、大腸がん検査。
早期発見・予防のために定期検査を。

大腸内視鏡検査の目的は、大腸がんの早期発見。

普段見ることのできない身体に、先端にCCDカメラがついた1cm程の
柔らかく細い管をお尻から大腸の中に入れ粘膜の状態を確認します。

カメラが画面に映し出した腸内の様子を医師が直接確認できるため、
発見しやすく、見落としが少ないのが特徴です。
日本消化器内視鏡学会専門医である院長が担当します。

もし、ポリープが見つかった場合、その場で日帰り切除も可能です。
それにより大腸がんの発症を未然に防ぐことができます。

なお、ポリープの大きさ、形、部位によっては入院治療が必要となります。
入院施設は責任を持ってご紹介いたします。

当院での最年少の患者さんは36歳。日帰り切除で完治しました。
若くても可能性はあり、便検査だけでは十分とはいえません。
自覚症状がなくとも、40歳以上の方は定期的な検査をお勧めしています。

大腸癌は遺伝傾向があるがんです。ご家族に大腸がんを罹患された方がいる場合は、より早めの検査をお勧めします。

大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、虚血性腸炎、粘膜下腫瘍、カルチノイド腫瘍、悪性リンパ腫等

思い浮かべると後ずさりしてしまう患者さんも多いようです。当院では、検査に伴う不安や緊張を和らげる為の鎮静剤を使用し、眠っている間に快適に検査をうけていただく事が可能です。

オリンパス社製の内視鏡EVIS LUCERA ELITE（PCF-H290ZI）を導入して検査を行っています。早期がんなどの発見に有効な拡大機能と画像強調技術が取り入れられており、的確かつ精密な診断を可能とします。

検査後の不快感を
少しでも軽減するために。

当院では内視鏡検査の際、二酸化炭素(CO2)送気装置を採用しています。

通常、内視鏡検査中は、胃や腸管内に空気を入れる必要があるため、
検査後にお腹の張りや不快感が生じることがあります。

二酸化炭素は体への吸収や排出が空気よりも早く、検査後のお腹の張りや不快感をより早く軽減することができます。

健康保険3割負担の場合の目安です。料金に初診料870円、あるいは再診料375円が加算されます。

※使用する薬剤の種類、量によって金額は多少前後します。

約6,000円

内視鏡検査施行時に行います。費用は数と部位により異なります。

約4,000円〜12,000円

がん化する恐れのある大腸の粘膜にできたポリープを削除します。
個人でご加入の医療保険の内容によっては日帰り手術で保険金が給付されます。ご契約保険を事前に内容をご確認ください。
※費用は病理組織検査費用を含みます。

約20,000円〜25,000円

前処置に必要な下剤を検査前日までに取りに来ていただきます。
事前に下剤の飲み方などをまとめた前処置票をお渡しします。
案内に従って当日午前中ご自宅にて下剤を飲んでいただきます。

前処置の仕方が不十分だと、検査の精度に影響が出ます。
前処置表の内容は厳守してください。

指定のお時間に来院ください。
お手荷物をロッカーへしまっていただき、検査着とガウンに着替えていただきます。
この検査着はお尻の部分にだけ穴が開いているものになります。

検査室へ移動して鎮静剤の点滴を行った後、検査を開始します。
眠っている間に約15〜20分で検査は完了します。
安全のため指先にモニターをつけ、脈拍数や呼吸状態をチェックしながら検査を行います。

検査終了後、リクライニングソファ、もしくはベッドで約1時間、お休みいただきます。

お目覚め後、検査結果を見ながらご説明します。

｢鎮静法」という眠っての検査をご希望の場合は、お車での来院は控えてください。
覚めるまでの時間には個人差があります。当日は予定を入れず、時間に余裕を持っておこしください。
当クリニックでは前処置に必要な下剤をご自宅で飲んでいただくため、検査前日までに取りに来ていただきます。
前処置の進め方については事前の診察の際に詳しく説明いたします。